ども岩崎です。
コメントありがとう。
このブログを意外にも読んでくれている人が
たくさんいるんだ、という意識に気づくことができました。へへっ。
気がつけば一月も終わろうとしてますね〜。
ぼくらセカイイチも気がつけばアルバムのレコーディングが終わろうとしています。
さらに気がついてみると、
ミニアルバムを数えると今作で8枚目のアルバムになります。
セカイイチは作品事に様々な表現を試みてきたバンドではありますが
『今作は一言で言うとどんなアルバム?』っていうよくある愚問を自分に問いてみると、
熱い
この一言につきるのかなと思います。
でもぼくらはジャンル問わず良質な音楽が好きでおなじみのセカイイチです。
やはり今作でもいろんなことをやっています。
でも根っこは熱い。
これが今回、どうしてもやりたかったことの一つです。
批評、批判、賛否、
受け付けます。
音楽が好きというみなさん、
あなたのその審美眼を持ってどうぞかかって来てください。
そのときは全ての問いに答えましょう。
別に喧嘩を売っている訳ではないです。
ただ聴いてもらいたいと思っているのです。
そんでもってライブハウスにおいでください。
どう感じるのか、確かめにきてください。
その場所でぼくのことを黄色い、野太い、声援を送って頂いても
または、『ユダ!』とディランよろしくなディスを叫んで頂いてもとても嬉しいです。
という少々お熱い話になりましたが
ぼくは元気に楽しくへらへら笑ってレコーディングしています。
このアルバムでみんなの喜怒哀楽がもらえたら嬉しいな。
ども。岩崎です。
雪が降ったりして都内は大変だけど、
この季節になると思い出すことがある。
今日はそんな拙いぼくの思い出話を一つ綴ってみようと思う。
よかったら読んでみてください。
ぼくには妹がいる。
岩崎愛
っていうやつなんだけど、兄と同じく、歌をうたう職業を選んでしまった、ぼくのただ一人の妹。
ぼくと愛は小さい頃から、些細な喧嘩もしたけどどちらかというと仲は良い方で
二人とも大阪の田舎ですくすく育ったんだ。
小さい頃はよくぼくに引っ付いて遊びにいったりもしたけど
成長するにつれ、各々の友達と連れ合うことが多くなった。
それでも色んなことがあって彼女は苦しんだし
ぼくも彼女も心の底から人を憎むこともあった。
そんなことがあったから、と言ってはおかしな話ではあるが
ぼくは妹のことをたった一人の兄妹として大切に思うようになった。
時は経って
気がつけばぼくは学校を辞めて、働き始めて
今も続けている音楽の道を進むことを選んだ。
その当時、愛はまだ小学校6年生で
一人でギターの練習をするのが寂しかったぼくは
兄の特権をフルに使って嫌がる愛にむりやりギターを教えたりして、
4つ年の離れている別性の兄妹にしては
笑い合う時間が多かったのではないかと記憶している。
それでも愛はむりやり教えられることがイヤになったのだろう
愛にプレゼントしたギターはいつの間にか部屋のオブジェになる毎日が続くようになって、
気づけば彼女は自分の友達と遊ぶことをプライオリティの上位として選択したようだった。
それでもいいやと、ぼくはぼくの時間を過ごし、愛は愛の時間を過ごした。
そうなってしまえば思春期まっただ中のぼくと、
まだまだ幼い愛の距離は離れていくばかりだった。
そんな生活が何年か続いて、
ぼくがセカイイチというバンドを始めた頃だった。
気まぐれかなんなのかわからないが
すっかり埃まみれだったギターを再び手にした愛は
前よりも弾いてる時間を楽しんでいるようにも思えた。
でも、昔から愛は日々の生活にどこか冷めた目を持つ少女だった。
そんな愛には珍しく、遅くまで待っていてくれたんだろうか
毎日朝から深夜までのバイト帰りでヘトヘトのぼくに、
彼女から悩みを打ち明けてくる夜があった。
思春期独特の焦燥感でいっぱいだった妹は打ち明けるやいなや泣いて泣いて
ぼくは困ってしまって、とりあえず酒を呑んで、トム・ウェイツをかけて、ゆっくり話を聞いて
彼女の言葉に耳を傾けた。
ああ、ついに愛にもこのときが来たんだなって思った。
一人の子供が大人になろうと、一つ目のさなぎを脱ぐ瞬間。
今でもその気持ちをありありと思い出せる。ぼくは目を閉じて大丈夫、と話し、
誰がなんと言おうとぼくはずっとお前の味方だって気持ちを伝えた。
ぶっちゃけてしまうとその気持ちは親を越え
恋人なんてはるか彼方のあたりで越えてしまって
ぼくはただ、『愛』という名前について考えていた。
彼女はきっと人やモノから自然に愛され、また愛すことのできる人なんだと
泣いている彼女を慰めながら、そのとき初めてぼくは知った。
その日は二人で一緒に寝て、まるで小さい頃に戻ったみたいだった。
翌日、彼女は学校に行き、ぼくはまた働いて音楽をやる、今まで通りの生活。
また時が経って
引っ越しの手続きも長年連れ添った悪友との別れも無事に終えたぼくは、
手短な荷造りと、手短な別れを用意して東京に旅立つときがきた。
友人や家族からの盛大なパーティが続き、
臓器のあたりが何やらかんばしくない旅立ちの朝に
妹は少々照れながら『電車の中で読んで』と、一枚の手紙を渡してくれて
ぼくも少々照れながらそれを受け取った。
それでも男の旅立ちというものは気持ちのいいもので、
これからの生活に胸を膨らませながら爽快な気分で電車に乗った。
一息ついてから、そうだ手紙、、、と思い出して
封筒を見たら『電車の中で読んでな。そして涙に浸りな。by愛ちんぐ』
と書いてあって、絶対泣くかと思ったのを憶えている。
手紙を読んでみるとそれは、今まで同じ屋根の下で育ったぼくと愛の
20年ほどのストーリーを垣間みることのできる、
妹から兄への感謝の気持ちを綴った内容だった。
文面は短い、それでも長い間読んでいたと思う。
彼女の使う『ありがとう』という言葉には情報がたくさん仕掛けられていて
いろんなことを思い出して、不覚にもぼくは泣いた。ような気がする。。
読む前に心に誓ったあれはなんだったのかと言うほどに泣いた。ような気がする。。
誰かからの感謝の気持ちは嬉しいけどすぐに過去になる。
でもあれから何年経っても、心に大雨が降っても
たった一人の妹からの感謝の気持ちがこもった
あの手紙はぼくにとってずっと宝物だ。
東京に来て約9年くらい。
ぼくはまだまだ冴えない。
だからこれからもよろしくな、妹よ。
ども。岩崎です。
歌レコーディングも終わり、無事に浴びるようにお酒を呑めるようになりました。
そんな最近のセカイイチレコーディングはダビング編に突入しました。
ぼくらの演奏、曲にゲストプレイヤーの皆様が様々な音のコーティングを施してくれるのです。
日付は変わって昨日ウーリッツァーを弾いてくれたのは
A HUNDRED BIRDS/ SUIKA/ でも活躍中のタケウチカズタケさん。
グロッケンも入れてくれました。
叩き方がかわいすぎません?
体格とのギャップが面白いです。笑
みなさんのコメントも期待しておりますよほほ。
それでは。
ども。岩崎です。
去年末ずっとばたばたでブログほったらかしてたら年が明けてた。
これはイカン!と思いMacのキーボードを打ち込むぼくです。
セカイイチのソングライティング、ワンマン、レコーディングが続き、
気がつけばほとんどの行程が終わって、残すところ歌入れのみとなっています。
そんな今日の午後からもレコーディング。
どんな歌が録れるのかぼくもこれから楽しみなところですが、、、
最近、声がイガイガしはります。
ポリープというやつなのでしょうか。
まったくわかりませんがそんなポリープちゃんとも仲良く付き合っていきたいもんです。
それはさておき
レコーディングスタジオの近くに、
気になっている看板?というかアパートの名前なのですが
少しププっときてしまったのでUPしますね。
お近くにお住まいの方、場所は内密に。
なんとも音楽家がたくさん住んでそうなアパート。
それでは今日も一日がんばっていきましょう。
ども。
岩崎です。
最近ずっと背中が痛くてえびぞりしています。
いよいよ人間ドックに岩崎が起つ日は来るのか...
書きたいことは山ほどあるのに書けないことがほとんどって
俺の人生どうかしてますよね。
でも、一回本当に秘密にしていた事柄を
大阪で弾き語りをした時にライブ中思わず
アドリブで暴露したことがありました。
いや〜
あの時はほんと気持ちよかった。
秘密を人に話すことって
満員電車の中、重い荷物おろしたときくらいの気持ち良さですね。
ん。あんまりたいしたことねえっスね。
Twitterにて『メディアはいつも栄養を欲しがる』ってボブ・ディランは言ってたけど、
みんなただ死にたくねえから栄養を欲しがってるんだよなぁ
そんなシンプルな答えだけが今の俺の中にありました。
そうそう
話は変わって
東京、大阪で行われる
11月の弾き語りワンマン両日共に
なんと予約日即日で完売いたしました。
大感謝です、そしてチケットとれなかった人に申し訳ない気持ち。
でも続々各地にてライブをしていきますので
みなさま今後も楽しみにしていてください。
セカイイチのワンマンリハーサルもとても良い感じです。
バイオリンと鍵盤が入ると、
こんなにも曲の再現率ってかわるんだなぁと思いました。
そのあたりも是非お楽しみに☆
書きたい言葉を羅列してきましたが
終盤、急激に告知的なアプローチになったよね。
まぁ、今日は歌詞がかけてゴキゲンだったから
今夜はゆっくり休みます。
おやすみなさい◎